2014年07月21日

早稲田みょうがプロジェクトに取り組んでいます 新宿区榎町出張所


 皆さんは「早稲田みょうが」をご存じですか?早稲田みょうがは江戸時代に現在の早稲田鶴巻町、山吹町で生産されていたみょうがで、宅地化により水田とともにみょうが畑も無くなってしまったとのことです。
 環境美化分科会では、この早稲田みょうがの再生プロジェクトに取り組んでいます。
 鶴巻小学校の協力を得て、早稲田みょうがの試験栽培を行うこととなりました。寒さの残る2月、早稲田みょうがの再生に取り組んでいる農家の井之口さんの指導の下に地区協メンバーが校庭内の花壇を農地に作り変えて、地下茎を植えました。その後、春のやわらかな日差しを浴びて、又、梅雨時の雨にうたれて、実りの秋に向かって早稲田みょうがは順調に育っています。
 また、地域センターの敷地でも植木鉢で試験栽培を行っており、写真のとおり順調に生長しています。新学期が始まる頃には、立派な「早稲田みょうが」が出来るかと思うと、今からわくわくしています。
 この試験栽培が成功すれば、江戸川小学校、早稲田小学校などでも栽培を行って行く予定です。そして、街のあちらこちらに「早稲田みょうが」が見られるようになり、谷中の生姜のように、「みょうが」と言えば早稲田、早稲田と言えば「みようが」と言われる日が来ることを願って今後も取り組んで行きます。

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(出典)
「早稲田のいぶき」榎地区協議会広報紙 第14号, 榎地区協議会発行, 2014年7月号

posted by 早稲田みょうが at 21:09| 日記