2014年02月26日

新宿区立鶴巻小学校に早稲田みょうがを植えました


今日は新宿区立鶴巻小学校に早稲田みょうがを植えにきました。
これが根です。

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ひとつはこのくらいの長さです。
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榎町地区協議会の皆さんが集まりました。

井之口實喜夫さんと息子さんの勇喜夫さんが来て指導してくださいました。
花壇のサイズはこのくらいです。
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プロのスキルが必要な仕事でした。
ご指導いただいて真似てやってみるつもりでしたが、
さすがのお仕事を見せていただき、感動するばかり。
たいへん勉強させていただきました。

地区協議会の皆さんもできる仕事をどんどんしてゆきます。

雑草をとっていたら、なんと、
その敷地の奥にもみょうがが自生していました。。!

これは早稲田みょうが?という話しになりましたが、
春みょうがか、秋みょうがかわからないので、
その根は持ち帰ることにしました。

早速作業にかかります。

丁寧に雑草を除去、
埋設物を取り除き、
花壇を糸で縄張りし、
レンガブロックを花壇のサイズに調整、
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囲いをつくり、
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既存の土を掘り起し、
井之口農園持参の堆肥を加え、
既存の土と撹拌し、十分のところで、
畝をつくり、根を35cmくらいの深さにし、
そこにみょうがの根をいれこみ、
土をやわらかくかけ、
きれいにならして、
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周囲をととのえ、
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完成です!

これでしばらくは放っておきます。

4月に入ると根の中の栄養で、まず芽が出てきて、
それで伸びてきたひげ根が出て、
それが土になじんで根付くかです。

根づけば、ぐんぐんみょうがたけが出てきてくれる筈です。

あいにく國分校長は出張でしたが、岡戸和夫さんほか地区協議会の環境美化委員会の皆さんが6名きてくださいました。清田榎長特別出張所副所長さんも笑顔でねぎあってくださいました。

芽が出るのが楽しみです!

posted by 早稲田みょうが at 22:45| 日記

2014年02月23日

春のみょうがたけ 驚くおいしさレシピ!


春はみょうがの新芽=「みょうがたけ」が美味しい!

地域によっては「棒みょうが」「みょうがの茎」ともいわれます。みょうがといえば、赤くて、ころんと丸く、しゃきしゃきした、そうめんとか豆腐とか、<夏・秋>の食べ物だと思っていませんか?それは「花みょうが=根っこに出る子の部分」です。

<春>は「みょうがたけ」を楽しめます。新芽が細いうちは、ホワイトアスパラにように柔らかいのです。これをいただきます。それ以上大きくなるとセロリのように筋が立ってきます。そうなるまでの初春の3〜4月、たけのこのように旬の限られた時期のもので、しかも少ない量しか出回りません。うまく入手できたら、おいしく召し上がってください!

こんな食べ方!という驚きのおいしいレシピを集めてみました。


早稲田みょうがの新芽です。
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(井之口農園)

春のみょうがは、新芽や茎の柔らかい部分を食べます。

食べ方のレシピを紹介します。

以下は、江戸・東京野菜の(大竹道茂)ブログとcookpadから転載しました。


みょうがたけの炒り卵
みょうがたけのいり卵.JPG
http://edoyasai.sblo.jp/article/68107726.html
生産者の井之口さん、おすすめの食べ方です。

みょうがたけと新じゃがのマヨネーズ和え
みょうがたけ新じゃがマヨネーズ和え.JPG
http://edoyasai.sblo.jp/article/68107726.html
みょうがの味覚が広がります。

みょうがたけの吟醸酒かすとカッテージチーズ和え
みょうがたけの吟醸酒かすとカッテージチーズ和え.jpg
http://edoyasai.sblo.jp/article/68107726.html
葉も食べられます!

みょうがたけのサラダ
みょうがたけサラダ.jpg
http://cookpad.com/recipe/1839939

みょうがたけの鰹合え
みょうが茎2.jpg
http://cookpad.com/recipe/1159499
かつおとはほんとうによく合います。

みょうがたけ ホタテ貝柱炒め
みょうがたけホタテ貝柱炒め.jpg
http://cookpad.com/recipe/1839949

みょうがたけときゅうりの和え物
みょうが茎サラダ.jpg
http://cookpad.com/recipe/92232

みょうがたけの炊き込みご飯
みょうがたけの炊き込みご飯.jpg
http://cookpad.com/recipe/1824380

みょうがたけの赤だし汁
みょうがたけの赤だし汁.JPG
http://edoyasai.sblo.jp/article/68107726.html
やっぱり最後はこれ。。。満足の味です。


ほかにもあったら、ぜひ教えてくださいね!
posted by 早稲田みょうが at 15:12| 日記

江戸っ子の旬の味覚の食べ合わせは?


春らしくなってきましたね!
江戸っ子の冬から春の旬の味覚について、古川柳と写真で紹介します。

このしろと 鰹(かつお)の間(あい)が 菓子の鯛
(出典)『誹風柳多留』144

とあります。

江戸の旬の食べ合わせ.jpg


2月は、「初午」(はつうま=最初の干支の「午」におこなれる稲荷神社のお祭り・防火や商売繁盛を祈願する)の行事がおこなわれます。そこでは旬のコノシロと豆腐、揚げ豆腐、稲荷ずしなどを食べるのが習わしでした。その年の幼魚を小鰭(こはだ)、二年目のをコノシロといいます。初午には稲荷にこれを供えることになっていました。3月は、「桃の節句」で、雛菓子、それから鯛(タイ)とウドを食べました。4月になると、鰹(カツオ)とみょうがたけを食べました。ミョウガの新芽のことです。

このしろで、禰宜(ねぎ)の呑んでる未(ひつじ)の日
(出典)『誹風柳多留』56
初午の翌日、中間管理職の神主が、このしろでお酒を飲んでいます。大きな行事が終わりほっとしたのでしょう。

(3月)
吉野椀、短冊独活(ウド)に桜鯛
(出典)『誹風柳多留』134

黒赤の漆の吉野椀が節句膳を飾ります。そこに桜鯛と、短冊状に切ったうどが添えられます。江戸っ子の美意識そのものです。

(4月)
鎌倉の波に早稲田の付け合せ
(出典)『誹風柳多留』129
「鎌倉の波」は鰹の刺身を並べた形容で、関口・早稲田あたりは茗荷の産地。刺身の辛味としては、からし、大根おろし、みょうがなどが用いられました。


江戸っ子は旬のものを食べ合わせが上手いですね!
posted by 早稲田みょうが at 12:19| 日記