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江戸時代のみょうが畑
早稲田は、江戸時代、みょうが畑で、一面、「田圃でなければ茗荷畑、茗荷畑でなければ田圃」という広大な風景だったようです。現在の早稲田大学図書館(旧安部球場)の辺りは広大な茗荷畑であり、大隈重信はその土地を農家から借り入れることで大学を設立しました。みょうが畑の広がりは、早稲田鶴巻町、さらには神田川をこえて、茗荷谷の方面まで点々と広がっておりました。
天祖神社(新宿区早稲田鶴巻町530)
境内にある「天祖神社の由来」には、「この地一面茗荷畑であったため、茗荷畑の神明宮と言われて住民から崇敬されていました。」とあります。「江戸名所図会」にも「茗荷畠 神明宮」が「早稲田大田圃にあり」と紹介されています。

天祖神社(江戸名所図会)
鶴巻南公園のみょうがです。

南側の門の脇に自生しています。
天祖神社(早稲田鶴巻町530)のみょうがです。

境内の奥、社殿に面して前に立ち、右側の置石の横にあります。